今回は日本の金融機関(銀行・信金)の将来について書きたいと思います。
日本政府は「預金から投資」という謳い文句で国民に投資に興味を持って貰おうとしています。非課税口座やジュニアNISA、積立NISAなどの推進により、国民に投資に慣れてもらおうと色々な政策を実施しています。
日本の約1700兆円の家計資産の52%が現預金であり、米国や英国と比べるとかなり高い割合となっています。現預金では「お金でお金を稼ぐ」いわゆる信用創造機能が働かず、金融資産の伸びにくくなる傾向があります。
そこで政府や金融機関は、国民に投資してもらおうと様々な投資キャンペーンを実施しています。今後は、投資信託や株式の販売が盛んになっていくと思われます。
投資商品の1つとして仮想通貨ビットコインが注目を集めるのでは?と私は思います。投資目的でビットコインを保有することもできるし、そのビットコインを使ってモノやサービスを買うこともできます。また、外貨へ交換することも容易にできるため、リスク回避先としても機能すると思います。
Sunday, February 5, 2017
Friday, February 3, 2017
金とビットコインの類似点と相違点
今回は金とビットコインの類似点について書きたいと思います。
◯相違点
◯類似点
ビットコインは、日銀みたく通貨の発行量を調整する中央集権体は存在せず、プログラムによりビットコインの総発行量が決まっています。そのため、インフレは発生しません。
発行量が決まっている点が金と類似しています。
希少価値がある点が、金やビットコインの価格を決めていると言っても良いと思います。
また、地政学的な緊張や経済衰退期にもリスク回避先として金やビットコインが買われる理由と思います。
以下のグラフは金とビットコインの価格推移図です。(横軸の期間幅は異なる)
ビットコインは2009年以降に誕生したため、価格が安定していませんが、今後50年間は金と同様な推移を辿っていくのではないかと思います。
金の価格推移
ビットコインの価格推移
◯相違点
金とビットコインの相違点は、何と言っても現物があるかないかだと思います。金は目で見て触れることができますが、ビットコインは仮想通貨です。人の思いや信頼のみで価格が決まっています。そのため、信頼が失われれば価値は大幅に下がります。
ただし、その信頼は数学的証明により成り立っており、現代の銀行や証券会社などのように、「貸し倒れが起きないと思いう」という信頼よりかは遥かに信頼度は高いと思います。
ビットコインを保持するメリット
今回はビットコインを保持するメリットについて書きたいと思います。
メリット1:投資・投機目的として保持する
ビットコインは価格急騰しやすい面もありますが、投機目的であれば、それを利用し、利益を上げることが可能です。また、長期的にみればドルや円、元などのリスク回避先として仮想通貨を保持していれば、投資目的としても活用できます。
メリット2:国際送金として活用する
例えばアメリカへ留学する場合、アメリカへ行き現地の銀行口座を開設し、日本からその口座へ国際送金をします。しかし、その手数料は5000円程度もかかってしまいます。また、送金されるまでに数日待つ必要があります。
しかし、ビットコインほ保有していれば、アメリカであれば、Coindeskなどビットコイン取引所に口座開設すれば、ビットコインとドルの換金が数百円程度でできます。
ビジネスや旅行で海外へ頻繁に行く方は、ビットコインを持つのも面白いと思います。
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