◯類似点
ビットコインは、日銀みたく通貨の発行量を調整する中央集権体は存在せず、プログラムによりビットコインの総発行量が決まっています。そのため、インフレは発生しません。
発行量が決まっている点が金と類似しています。
希少価値がある点が、金やビットコインの価格を決めていると言っても良いと思います。
また、地政学的な緊張や経済衰退期にもリスク回避先として金やビットコインが買われる理由と思います。
以下のグラフは金とビットコインの価格推移図です。(横軸の期間幅は異なる)
ビットコインは2009年以降に誕生したため、価格が安定していませんが、今後50年間は金と同様な推移を辿っていくのではないかと思います。
金の価格推移
ビットコインの価格推移
◯相違点
金とビットコインの相違点は、何と言っても現物があるかないかだと思います。金は目で見て触れることができますが、ビットコインは仮想通貨です。人の思いや信頼のみで価格が決まっています。そのため、信頼が失われれば価値は大幅に下がります。
ただし、その信頼は数学的証明により成り立っており、現代の銀行や証券会社などのように、「貸し倒れが起きないと思いう」という信頼よりかは遥かに信頼度は高いと思います。
No comments:
Post a Comment